「月額3,000円で1GBしかないのは高い。Google Drive の方が安い」——ファイル共有サービスを検討するとき、こう感じる方は少なくありません。容量だけで比べると、多くの業務向けサービスは不利に見えます。しかし、それは比較する商品カテゴリが違うことが原因であることが多いのです。
なぜ「GB単価」で比べると高く見えるのか
クラウドストレージ(Google Drive、OneDrive、Box、Dropbox など)は、社内のファイル保管や共同編集を主目的としています。数百 GB を月数百円〜数千円で使えるため、1GBあたりの単価は非常に安くなります。
一方、業務向けのファイル送受信サービスは、外部との受け渡しに必要な認証・期限・履歴・収集機能を備えています。保存容量は「一時的な受け渡しのための領域」であり、倉庫型のストレージとは設計思想が異なります。
| サービスの種類 | 主な目的 | 容量の意味 |
|---|---|---|
| クラウドストレージ | 社内ファイルの保管・共同作業 | 長期保存の倉庫 |
| 無料ファイル転送 | 大容量を手軽に送る | 一時的な通過点 |
| 業務向けファイル送受信 | 外部との安全な受け渡し・提出管理 | 受け渡し中の一時領域 |
容量比較の例(ざっくり)
以下はあくまでイメージです。プランや契約形態により異なります。
| サービス例 | 料金のイメージ | GB単価の印象 |
|---|---|---|
| Google Drive / OneDrive(ビジネス) | ユーザーあたり月数百円〜、数十〜数百 GB | 非常に安い |
| Box / Dropbox Business | ユーザーあたり月1,500〜3,000円、100 GB超 | 安い |
| 業務向け送受信(例: 月3,000円・1GB) | ワークスペース単位、受け渡し特化 | 高く見える |
| ギガファイル便等 | 無料〜 | 実質ゼロ |
この表だけ見ると、「業務向け送受信は割高」と結論づけたくなります。しかし比較している機能が同じではありません。
本当に比べるべきは「1回の受け渡し」の価値
法人のファイル共有で本当に困っているのは、多くの場合「GBが足りない」ことではありません。次のような課題です。
- メール添付の容量制限(25MB前後)で送れない
- PPAP(パスワード付きZIP)の手間や社内禁止
- 誤送信を取り消せない
- 「届きましたか?」の確認連絡が多い
- 顧問先・外注・応募者からの提出物が散在する
- 誰がいつダウンロードしたか記録が残らない
これらはストレージ容量では解決しません。認証付きURL、期限管理、ダウンロード履歴、収集箱といった「受け渡しの仕組み」が必要です。
料金の見方の例
たとえば月3,000円のプランで、送る・見せる・受け取るを合わせて月60回(各20回)使う場合:
¥3,000 ÷ 60回 ≒ ¥50/回
契約書・請求書・顧問先資料を、認証・履歴・取り消し可能な形で1回50円程度で回せるなら、確認メールや誤送信リスクと比べて十分に安いケースもあります。
クラウドストレージと「併用」する考え方
すでに Google Drive や Box を社内で使っている企業は多いでしょう。その場合、ファイル共有サービスはストレージの置き換えではなく、外部との受け渡し専用として考えると整理しやすくなります。
| 用途 | 向いているツール |
|---|---|
| 社内資料の保管・共同編集 | クラウドストレージ |
| 取引先への契約書・見積書送付 | 認証付きURL共有 |
| 請求書・提出物の回収 | 収集箱型のサービス |
| 数GBの動画・設計データの保管 | 大容量ストレージ |
「Drive で十分」と言えるのは、保管が主目的のときです。外部との受け渡し・提出管理が課題なら、別のツールを検討する価値があります。
関連: 法人向けファイル共有サービスを選ぶときのチェックポイント
向いているケース・向いていないケース
| 向いている | 向いていない |
|---|---|
| メール添付・PPAPの見直し | 数GBの動画・設計データ専用 |
| 請求書・契約書の安全な送受信 | 社内ファイルサーバー完全移行 |
| 顧問先・外注・応募者からの提出管理 | GB単価だけで最安を選びたい |
| ダウンロード・閲覧履歴が必要 | 完全無料のみを求める |
選定時のチェックリスト(容量以外)
- 受信者・提出者にアカウント登録を求めないか
- メール認証など、指定相手だけに見せられるか
- 送信後に削除・停止できるか(誤送信対策)
- ダウンロード・閲覧履歴が残るか
- 複数人からの提出を一元管理できるか
- 他の提出者のファイルが見えないか(収集のプライバシー)
- 小規模チームでも導入・運用しやすい料金か
File2u.link の料金の位置づけ
File2u.link は、クラウドストレージの代替ではなく、送る・見せる・受け取るに特化した業務向けサービスです。ベーシックプランは月3,000円(5ユーザーまで)から。受信者・提出者はアカウント不要で、認証コード・履歴・収集箱・提出者間非表示に対応しています。14日間の無料トライアル(クレジットカード不要)で全機能をお試しいただけます。
大容量ファイルの長期保管が目的の場合は、他のサービスの方が適しています。メール添付やPPAP、提出物の散在が課題の場合に、比較検討の候補としてご覧ください。
関連LP: 料金の比べ方 | Drive併用 | 1回50円の考え方 | 小規模チーム向け
よくある質問
保存容量だけを見ると、クラウドストレージの方が安く見えます。業務向けファイル送受信サービスは、認証・期限・履歴・収集といった受け渡し機能が料金に含まれます。GB単価ではなく、月に何回・どんなリスクを減らせるかで判断するのがおすすめです。
はい。社内保管はクラウドストレージ、外部との受け渡しは専用サービス、という使い分けはよくあるパターンです。File2u は社内ファイルサーバーの置き換えではなく、送受信・提出管理に特化しています。
一時的に大容量を送るだけなら、無料転送サービスで足りることもあります。一方、法人利用では認証・履歴・誤送信対策・提出管理が必要になることが多く、その場合は業務向けサービスの検討が向いています。
はい。14日間の無料トライアルで全機能をお試しいただけます。クレジットカード登録は不要で、試用期間終了後は自動課金されません。継続利用には有料プラン(ベーシック月3,000円〜)へのお申し込みが必要です。常時無料のプランはありません。
契約書・請求書・PDF・Excel など、一般的な業務書類の送受信が主な用途です。数GB単位の動画や設計データの保管・転送には向きません。詳しくはファイルサイズについてをご覧ください。
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